駄文置き場のブログ 2nd season

□ 拍手小話 □

拍手小話 最終話 青空心愛様Ver. 

「ねえー ママ おじ様がね お前のパパは俺だぜて言うんだけど ほんと?」
「えっ?」
つくしは驚いてしまい、子供たちに読んでいた絵本を落してしまった。
「なっ 何を言うのよー 突然・・・」
「・・だって おじ様があたしにそんな事言うんだもん・・」
ぽつりぽつり語り出しながらも瞳にはうっすら涙が溜まっている。
ソファーでスマホをいじっていた男の子も何かを思い出したようにつくしに言って来たのだった。
「あーー それ 俺も同じ事言われたよー!」
「えっー!」
つくしの前にいる子供は双子なのだからそっくりなのは仕方ないのだが
二人して同じ顔でつくしに文句を言って来たからつくしはただ笑うしかなかったが
何故そんな事があり得るのか不思議で仕方たなかった時に、その会話を聞いていたのか笑いながらリビングに入ってきた者がおり
「あー それ あたしも前に言われた事あるんだよねー 実は。。」
くすっと笑いながらもつくしに言いながらソファーに座り込んで来たのだった。
このリビングにはつくしと子供達しかいないから外に漏れる事はないのだけれど
どうしてそんな話が出て来てしまうのかつくしには謎だったがきっとあの人達の仕業なのかとホトホト飽きれてしまった。
父親そっくりの顔に成長している子供なのだから・・・
「さぁー ママ此処は洗いざらい話てね パパには内緒にしておくよ 優しいでしょう あたし?」
ニヤッと笑う姿がますます父親にそっくりでなんとも言えないつくし。

つくしは閑念したかのか・・・子供たちに今まであった出来事を話し始めようとした時だった。
玄関先が賑やかになり始め、子供たちが急にバタバタとこの部屋から出て行く姿につくしは少しほっとしている。その様子に
「・・・今夜は夫婦喧嘩かなぁー? ママとパパ・・・」
「なっなんで・・そうなるのよ?」
「えっ?なんかママの過去大変そうだしね・・・あの子達とは実は血の繋がりないかも・・・」
今 この部屋から出て行った子供達の方を見ながら この状況を楽しんでいるのか悪趣味としか言えない。
玄関ホールは子供達の声で賑やかになっている中 この部屋の空気だけは異様に重いのだから。
「はあーーー あのね・・言っていい事と悪い事あるからね・・・いい加減にしなさい!」
親子喧嘩になりそうな時、双子ちゃんがなにやらを抱えて戻ってきたのだった。
つくしの元に駆け寄りその包みを渡す。
「パパが、買って来てくれたよ。ママの好きなチーズケーキだよ? 皆で食べようね・・」
「うん そうだね・・・」
つくしはにっこり微笑みケーキの包みを受け取っている時に、つくしの愛する夫が部屋に入って来たのだった。
そして、先ほどからつくしに変な事しか聞いてこない彼女が父親に余計な一言を呟く。

「ママの男性遍歴を聞いてたんだよー? 色々あったみたいだから・・・・ 実は・・・・」
これ以上変な事言われたら大変と思い、叱りつけようとした時・・・ 二人の会話のやりとりをまるで聞いていたのか。
「へぇーーー 是非 聞きたいね 俺も それ・・・ つくし」
「えっ…?」
つくしはただ唖然としているのだが、その様子に再び子供からのこんな言葉に絶句してしまった・・・

「はーーーい これ以上 もう兄弟要らないからね~ あたしも。流石に、勘弁してね お二人さん・・・  年考えなよ パパ」
「・・・ 別に まだ つくし 子供産めるよ・・」
「えっ?」
「じゃあ そういう事で… なんか色々ママ隠し事してるみたいだから。
色々話して貰おうかなぁ・・・俺・・いいよね?」
この言葉につくしはただ焦りながらも、もうここまで来たら逃げられないと諦めたのか素直に受け入れる。
そのまま二人は寝室に消えてしまったのだった。寝室で一体何が起こったのか?? つくしちゃんだけが知っている恐怖の???  
そして再びつくしちゃんはめでたくご懐妊されたそうな・・・

めでたしめでたし



執筆:青空心愛様
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Date:2016/06/28
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