駄文置き場のブログ 2nd season

□ 拍手小話 □

拍手小話 最終話 miumiuVer. 前編 

ある日の西門総二郎と牧野つくし

今日の茶会はすごいゲストだから、失敗しないようにしなくっちゃ・・・
私が失敗したら西門さんに迷惑がかかっちゃう
そう思って動きがカチコチになっているつくし。

裏で西門のお弟子さんたちと茶会の用意や茶菓子の手配などをしていると、
「ねぇねぇ。今日若宗匠のところの取材が入るらしいわよ・・・」
「え~本当?あら、じゃあ今日若宗匠の半東勤める人は完璧にやらないと何言われるかわからないわねぇ」
つくしはその言葉を聞いて言葉をなくす。

つくしが半東をやることをこの人たちは知らないからしたかないけれど・・・。
うわぁ・・・これは完璧にやらないとじゃないの~。
そう思うとすごく緊張してくるのだった。

そういう言葉を裏でも聞いてしまった私は、会場内を移動しているときに手と足が同時に出てしまう。

私と最終の打ち合わせをしようと私を探していた西門さんにその姿を見られ、大笑いされる。
「おまえ・・・なんでそんな手足が同時に出てるんだよ」
「ちょっとっ・・・。西門さんと違って私はこうゆうのに慣れてないの。
そんなに大笑いしなくてもいいじゃない」
そう怒ってみるが、西門さんは笑いが止まらないようでケラケラ笑っている。

「はぁ~。お前のおかげで、緊張が解けたわ。」
そんな事をいって私の頭をクシャっと撫でる。

「つくしちゃん。今日頑張ってくれたらたっぷりご褒美はあげるから、頑張れよ」
そう耳元に口を寄せていってくる西門さんに、

心臓がドキッとなったのだった。

そのせいか、余計緊張した私は
茶会の間、間違えないように、迷惑をかけないようにと思いながらも
しっかりと西門さんを目で追ってしまっていたのだった。


つづく



執筆:miumiu様
関連記事
スポンサーサイト

*    *    *

Information

Date:2016/07/01
Comment:0

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする