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駄文置き場のブログ 2nd season

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メルヘン? 赤ずきん?? 後編

Category - 捧げもの
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こちらのお話は『dólcevita オダワラアキ二次小説置き場』のオダワラアキ様主催イベント
類くんを狼にしちゃおう~あたしを美味しく食べて~ 
参加作品となります。
オダワラアキ様の素敵サイトは、こちらからどうぞ…(^^)

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『dólcevita オダワラアキ二次小説置き場』
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るんた♪ るんた♪ と、キルフェボンの箱を抱えてお祖母さん桜子の家に向かった赤ずきんつくし。
実はお祖母さん桜子へのお土産以外に、ちゃっかり自分用のも買っております。
そういう経済観念はしっかりしております。だってつくしだからね。
オートロックの鍵は既に狼 類によって壊されていたのですが
「お祖母さん、鍵空けておいてくれたんだ」
と、大して気にもせず中に入ります。

豪邸の一番奥にある、お祖母さん桜子の部屋。
ベッドの上のお布団はこんもりしております。

「お祖母さん。つくしです」
声を掛けるのに反応はありません。
赤ずきんつくし、思わず懐から台本を取り出します。

「…おかしいなぁ…普通ならここで『どうしてそんなにお口が大きいの?』とか聞くはずなのに…?」
つかつかとベッドに近づき布団を剥ぎます。(ま、大胆♡)
そこに横たわるのは、整形美人のお祖母さん桜子…ではなく、さっき会った美青年。
くーくーと、気持ちよさそうに眠っております。

「ねぇねぇ…」

赤ずきんつくしが声を掛けても、ほっぺたをツンツンしても、起きそうにありません。
お祖母さん桜子でも、狼類でも、正直、どちらでもいいのです。
とにかく早く起きてほしいのです。
何故なら…
ちろりと目を向けるのは、買って来たキルフェボンの箱。
これを食べたくて仕方がない。
お土産は、渡さなければ食べられないのだから。

10分経過…
20分経過……
狼類に目覚める気配は見えません。

「もういいや。家に持って帰る用のを食べちゃおう」

歩いてきてくたびれた赤ずきんつくし。
食い気には叶いません。
ええ、何処かの誰かと一緒です。
うきうきと箱を開けると、自宅に持って帰る筈だったタルトを口に運びます。

「うーん。美味しい。幸せ…」

美味しいものを食べれば、大抵の人間はご機嫌になるものです。
ぱくぱくとタルトを平らげたつくし。

お腹がいっぱい。
適度な運動でくたびれた。
目の前には、ふさふさの毛皮付き(?)のベッド。
いい感じに類の隣が一人分、空いております。
赤ずきんつくし、我慢の限界。
滑り込むようにベッドに入ると瞼を閉じました。





鼻を擽る甘い香りに類が目覚めると、隣に何が柔らかいものが当たります。
寝起きの悪い類。
咄嗟に何があるのか理解出来ません。
ぼーっとしながら身体を起こし、場所を確認。
ここが赤ずきんつくしのお祖母さん、桜子の家だと思い出します。

そうだ、赤ずきんつくしを先回りしていた筈。
ふと窓を見ると、無惨にも日は西の空に傾いています。
自らの失態に頭を降っていると……


隣には幸せそうな顔をして眠る、赤ずきんつくしが居るではありませんか。
正に、鴨が葱を背負って、しかもかんだやぶそば、特製汁まで持参状態。
(かんだやぶそばをご存じ無い方へ:数年前火事で全焼失から再建した、年末NHKの中継が入る有名な蕎麦屋)
にやり。
こうして狼類は、美味しく赤ずきんつくしを頂きました。


「…ちょっと待て」
はい?? 狼類くん、何でしょう?

「このイベントは、『類くんを狼にしちゃおう』だよ? 『あたしを美味しく食べて』だよ?」
はい、そうですが……

「いーーっちばん肝心な処が、あの1行で終わり? あり得ないでしょ?」
……そんな事を言われましても……。
人には得手不得手というものが…。ごにょごにょ……。

「別にアンタに、オタワラアキ様ばりの神がかったシーンを書けという、無謀な事は言わないけどさ。
もう少し何とかしたら?」
……言ってるじゃん……。ぶつぶつぶつ……。

「何か言った?」
…イイエ…ナニモ…。
それよりオダワラアキ様のお名前、勝手に出したらまずいのでは…?
怒られるよ。ご本人にもファンにも、確実に…。

「大丈夫、ご本人了解済みだから。アキ様、俺には優しいし」
…はぁ…さいですか…。

ここでの狼類くん、凄いです。
三人称説明書きにまで注文を付けてきます。
とりあえず…頑張ってみましょうか………??


30分経過…
1時間経過…

「………進展無いんだけど……?」
……もう駄目だ…。ぱたん…。 

「……仕方ないな……」
さらさらと何やらマジックで書き始め、ぽすっと書いたものを置きます。

♪ピンポンパンポーン
『ここからの一部シーンに映像(?)、音声の乱れがございます。
読者の皆様は、オダワラアキ様の素敵ラブラブシーンを思い浮かべてお過ごし下さい』
♪ピンポンパンポーン
…ちっ…こんな奥の手があるなら、とっとと出してくれよ…。

三人称の暴言が聞こえた気がしましたが、それも音声の乱れとしてご了承下さいませ。
先に進みます。



狼類にぱくりと食べられた赤ずきんつくしは、もう身も心もぐったりしてお休み中。
その間、狼類は何やら動き始めます。

お隣の部屋の押し入れに押し込んだ、狼総二郎と狼あきらをいそいそと引っ張り出し、空いているベッドに寝かせます。
準備が終わったら今度は赤ずきんつくしが眠っている部屋に戻ると、くるくるとシーツで赤ずきんつくしを包み抱き上げます。
流石に人間太巻きにされれば、赤ずきんつくしも起きます。

「…えっと…ここは…?」
「ごめんね。無理させちゃって」

にっこり。
つくしがこの笑顔に弱いことは熟知しています。

「…え…と、その…」
「歩くのも辛いだろうから、このまま家まで送って行くね。
ちゃんとご挨拶もするから。『つくしと結婚させて下さい』って」
「け…結婚!?」
「…駄目?」

しゅんとした眼でつくしを見つめます。
ご丁寧に、耳と尻尾までうなだれている。
こうなっては、赤ずきんつくしの答えは一つだけです。

「…うん。いいよ…」
「本当に? すっげー嬉しい♪」
赤ずきんつくしを抱き上げたまま、クルクル回ります。

「あ…でも、結婚式はちゃんとしたいな。派手じゃなくていいから…」
「うん。俺もつくしのドレス姿が見たいけど、他の奴には見せたくないし」
「…ハネムーンはシンデレラ城に行きたいな」
「シンデレラよりつくしの方が綺麗で可愛いよ」

すっかりバカップルとなった、狼類と、赤ずきんつくし。
そのままお家へご挨拶へと向かいました。


めでたし、めでたし。






-おまけ-

オートロックの壊れたお祖母さん桜子の家の前を、猟師司が通り掛かります。
いつもはキッチリ、鍵が掛かっているお祖母さん桜子の家。
何事かと中に入ります。

するとベッドの上には狼が2匹、眠っております。
冴場類の麻酔銃の威力は強力です。
猟師司は首を傾げ、やはり胸元から台本を取り出します。

「…何だ…? 狼ってのは1匹じゃねぇのか?
…そうか! 俺様が強くて1匹じゃ敵わねぇと思ったから、2匹出したんだな」

勝手に納得する猟師司。
ポジティブに思い込むのは良いことです。…多分。

懐からサバイバルナイフを取り出します。
猟師司とサバイバルナイフ、ある意味、狼より凶悪な取り合わせです。 
そして猟師司は、狼総二郎と狼あきらのお腹をさくっと切ります。

猟師司の頭の中はミダラな妄想でいっぱい。
『猟師司さん、助けてくれてありがとう。 お礼に私を食べて♡』
そう言ってくれるに違いない。いや、必ず言うに決まっている。
何故ならこのお話の趣旨は『あたしを美味しく食べて』なのだから!!

サクサクサク…。お腹を切ります
もんもんもん…。妄想は広がります。

狼総二郎と狼あきらのお腹から出て来たのは…


「もうー! ホント、みんなして『赤ずきんつくしがいい』ってやんなっちゃう!!」
「……何だ? お前…」
「……ま、イイオトコ♡ お名前は…?」
「あ゛俺様を知らないのか? 俺様は猟師の道明寺司だ」
「道明寺さん。アタシを食べて~♪」
「なっなんだとーーー!?」

そのままお祖母さん桜子に押し倒された、猟師司。
結局猟師司は、お祖母さん桜子に食べられましたとさ。


おしまい。

…あれ? 何か誰か出し忘れているような…?

「私だよーーー!! 滋ちゃん!!
ずーっと出番待っていたのに、NFのリレーでも無視されていたし…!!」
ごめんごめん。じゃあ、つくしの友人役で…

…あ、ページ無くなっちゃったから、また今度。

「ヒッドーーーイ!!!」


本当におしまい。







我ながら怖いもの知らずで、アキ様はじめ、皆様の素敵ラブラブの中、一人シュールなお話を送り付けてしまいました。
思いついたのは『明日咲く花』のasuhana様とのチャットのとき。
「書かないのー?」「否、Rは無理」「Rじゃなくていいんだって。アクションとか? ブッラク頭巾とか?」「ん…ブラック…?」
と、「ブラック頭巾」から思いついたのは、シュールでリアリストなつくし頭巾でした。
お話の流れ上、どうしてもアキ様のお名前を使いたくて…
アキ様に「使ってもいい?」と脅した お願いしたところ、快諾して頂きました。
相変わらず皆様に頼りっぱなし、甘えっぱなしの星香です。
こんなのしか書けなくてごめんなさい。<(_ _)> 


ちょこっとだけ、おまけ…

アキ様のサイトでUPした際に、思いのほか反応を頂いたキルフェボン♪
美味しいですよね~(^^)
ですがなかなか食べられないんですよー。お店が近くに無くて…
それにお値段も…ははは…(^^;)
今週「食べたいなー」と思い、仕事で外出した帰りにデパ地下に寄ったのですが
キルフェボンは入っていませんでした…ううう…。
(仕事途中でデパ地下によるサボり魔…。
違うもん! お昼用のお弁当買おうとしたら、お菓子売り場通らなきゃならなかっただけだもん!)
代わりにゲットしたのがこちら↓
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FOUNDRY』というお店だそうです。(すみません。全然知りませんでした)
写真のは『桃と紅茶のタルト』
職場のお三時にボス達と一緒に頂きました♪ こちらも美味しかったです。
甘いものは心の栄養剤ですね(^^)♪

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