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駄文置き場のブログ 2nd season

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思いついた小ネタ 類 vs 司

Category - ボツ部屋
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2nd seasonに足をお運び頂き、ありがとうございます。
駄文作者の星香です。

本日のお話はふと思い浮かんだものです。
なんじゃこりゃ? なものですが、暇つぶしにどうぞ…<(_ _)>






類が手に持っているのは、何の編綴もないフラッシュディスク。
何処にでもあるタイプのもの。

「何だ。それは?」
「…『パナマ文書』の裏データ…」

何年前、世間を騒がせた機密文章、通称『パナマ文書』の漏洩事件。
だがそれは、膨大なデータの一部分にすぎない。
最重要人物に関するものは漏洩を免れて、モサック・フォンセカ法律事務所のデータベースに今尚守られている。
その漏洩されなかったデータのコピーが今、類の手の中にあった。

それを聞いても、司は無表情のまま。
そこに道明寺ホールディングスと司の名が記されているのは、他ならぬ司自身が一番良く知っていることだ。

低減税率国への資産移動を利用した国際的租税回避は、何も今に始まったことではない。
企業も個人も『合法的』にそれを行い、対しどの国にもそれを阻止するための法令が作られる。
道明寺としても抵触するつもりなど毛頭ない。
そのあたりのことは専門のエコノミストを擁し、万全を期している。
これが表に出たとて、直ぐさま業務停止、或いは逮捕等はあり得ない。

けれど、これが表に出れば、幾ら何でも無傷ではいられない。
法的には問題なくとも、『世論』というものがある。

取るに足らぬ小さな声。
昔、何も知らなかった高校の頃であれば強引に踏み潰していたそれも、万、億という数になれば、巨大な渦となり司を飲み込む。
まるで小さな蟻の大群が、巨大動物を仕留めるように。

それでなくとも同業者達は、司に成り代わろうと、そのポジションを虎視眈々と狙っている。
ひとつのミスが、ハイエナのような輩を呼び込む。弱肉強食の無情な世界。


「…それを…どうするつもりだ?」
司の言葉に、僅かにだが緊張の色が見える。

「…どうしようか…?」
対する類の返事も同じ。
事情を知らぬ第三者が聞けば、何ということもないやり取りだというのに、ディスクを持つ手に力が籠る。


沈黙が場を支配する。
それを破ったのは司の方だった。


「何が目的だ?」
「…判っているだろ?」

それまで何を見せても、何を聞いても崩れなかった表情が、僅かに動く。
類もそれを見逃さない。急所を狙った矢を放つ。

「牧野を解放して」

簡潔な、だが迷いのない一言。
余計な言葉など要らなかった。

「……女ひとりの為にご大層なものを用意したな」
「そう? こんなもので取引材料になるのか、不安なくらいだけど?」

類は淡々と応じる。

つくしを解放する。
そうすることがつくしの為になる。それは司も気付いていた。

子供だった高校生の頃とは違う。
あれから幾年か過ぎ、つくしは変わっていった。
否、つくしだけではない、司も、そして類も。
ただ『好き』という感情だけで、つくしを手元に留めておくことなど出来ないということを。

一方の類も、平静を装うその下で司の出方を伺っていた。
司が是と言うなら、類の望み通り、つくしは自由の身となる。
仮に否と言っても、その時は手にした切り札を使い、力尽くで行使すればいい。
傍から見れば圧倒的に有利なのは類だと、誰もが思うだろう。

だが、それは違う。
類には判っていた。恐らくは司にも。

もし司が否と言い類が切り札を使えば、間違いなく道明寺は大打撃を受ける。
司はつくしを手放さざるを得なくなる程に。
晴れて、つくしは自由の身になる。

だがつくしは、自らの意志でそこに
-司の元に留まるだろう。
沈没する船から真っ先に飛び降りる。そんな器用なことが出来るつくしではない。
その行動が司への愛情から来るものなのか? それとも憐憫なのか?
それはまだ、判らないけれど。
そして、そんなつくしだからこそ類も、目の前の親友も惹かれた。
何をおいても手に入れたいと切望する程に。



お互いの思惑を胸に秘め、互いを牽制するように視線が交差する。
永遠にも感じた長い沈黙の後、司が口を開いた。









えーっと、これ、一体なに…? ですよね?
実は今週、仕事絡みで、とある研修を受けて来ました。
内容的には国際業務に関するもの。
…まぁ、実務で使うことは殆どないかな…? というものでしたが
近年は国外企業による国内企業の買収、外国籍の居住者も増えておりますので、全くの無関係、というわけではないのですが…。

で、国際業務といえば、…花男!
総二郎以外の3人は、グローバルなお仕事をしていそうですよね。
まぁ…総ちゃんもある意味グローバル化しているんでしょうけれど、それはさておき…。
研修で話を聞いていると、妄想がむくむくむく…。
これって上手く利用すれば…類 VS 司のお話が出来るのでは?
等と考えてしまいました。(^^;)

永遠のライバルである、類と司。
この2人を戦わせる二次創作は多いですよね。
かく言うワタクシも、この手のお話は大好物♡
色々なサイト様にお邪魔致しております(^^)♪

ですが、自分では殆ど書いたことはない…?
理由は、司を出すと引っ張られるとか、色々理由はあるのですが…
難しいんですよね。シチュエーション考えるのが。

学生時代の2人の対決は、どう足掻いても原作(30巻)には敵わない。←アタリマエ(^^;)
妄想の余地が入るのは、2人が社会人になった頃。
…となると…やっぱり企業同士の争いに、つくし争奪戦を絡めるとかかなぁ…?
と、単純なワタクシは考えてしまいます。(^^;)

が!
総合商社同士の争い…? うーーーん。何だろう?
大がかりな開発事業の争奪戦。 一歩間違うと談合?? そりゃまずいでしょ…(^^;)
原油や小麦の先物取引。 …投資には手を出さないから、全く判らない(><)

で、そんなときに出て来ました。
今回の研修のテーマのひとつ。『タックス・ヘイヴン』
低減税率国への資金移動によるスキーム。一時期話題になりましたね。
これ、使えそう…。

というわけで書いてみたのですが…。書けたのは一部分だけになってしまいました。
短編じゃ無理ですね。
でもこれで長編を書くのは、気力がいるから無理。
そもそも、どういうシチュエーションなんだ? これ?←全く考えてない(^^;)
…というわけでのボツ部屋行きと相成りました。

長々と説明した割に、もやっとしたものですみません。
こちらにもいいわけ巫女を連れて来なくては…(^^;)

緩い内容にお付き合い下さり、ありがとうございました。<(_ _)>


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Category - ボツ部屋

8 Comments

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2017/04/27 (Thu) 22:55 | REPLY |   

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2017/04/27 (Thu) 23:13 | REPLY |   

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2017/04/27 (Thu) 23:49 | REPLY |   

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2017/04/28 (Fri) 07:27 | REPLY |   

星香  

鍵コメ「空」様

ご訪問&コメント、ありがとうございます♪

研修、もっとヒマで、寝ているかお話でも書けるかなー?
とか思っていたのですが、意外と身近な内容で
ワタクシにしては真面目に講義を受けておりました。

が『タックスヘイヴン』=『パナマ文書』=『花男ネタ』
が、ぴこんと点灯(^^;)
でもそこまででした。
ははははーいけませんいけません(^^;)

お付き合い、ありがとうございました。<(_ _)>

2017/04/28 (Fri) 09:31 | REPLY |   

星香  

鍵コメ「ノエ」様

ご訪問&コメント、ありがとうございます♪

うふ、やっぱりこの2人の対決はいいですよね~(^^)
私もドキドキしつつ、皆様のお話を読むのが大好きです♡

そう、大企業。絶対色々ある筈なんですよ。
昨年、裁判傍聴行った時も、私でも聞いたことのある企業の名前が幾つかありました。
(労働条件絡みの、内部的なものが多かったようですが…)
その辺を掘り下げると面白そうなのですが…
如何せん、ここまでが限界のようです(^^;)

1st連載は週末&GWで頑張ります!
お付き合い、ありがとうございました。<(_ _)>

2017/04/28 (Fri) 09:36 | REPLY |   

星香  

鍵コメ「のり」様

ご訪問&コメント、ありがとうございます♪

はははーシチュエーション、ぼんやりはあるような気がするのですが…
↑すみません。日本語、おかしいです。
企業がらみは大掛かりなことができていいのですが、
その分、バックボーンをきちんと調べないとヘンテコリンになるので
匙加減が難しいですよね。
という訳で…これはこんな感じでボツ部屋です(^^;)

お付き合い、ありがとうございました。<(_ _)>

2017/04/28 (Fri) 09:47 | REPLY |   

星香  

鍵コメ「りお」様

ご訪問&コメント、ありがとうございます♪

パナマ文章の中でもそうなのかは謎ですが(だったら出すな!って感じですね)
一般的な「タックスヘイヴン」を利用したスキームとしては…

1.低減税率国(ケイマン諸島など)にペーパーカンパニーを設置
2.日本企業がそこへ「経費」として支払いををする。名目には「現地調査」あたりが多いかな?
3.日本企業側は「経費」の分、利益が減るので税金が安くなる。
4.ペーパーカンパニーには売上が計上されるけれど、税率が日本より低い(又はゼロ)のため、その分がキープされる。

という仕組ですので、ほぼ正解です(^^)
これを阻止するための法律はあるんですが、抜け穴もあるんですよね(^^;)

日本は消費税は安い方(安いんですよ、あれでも。充分高いと思いますけれど!)
なのですが、法人税や相続税は高いようです。
なので資産家は色々考える=司達も色々やっていそうだなぁ…
という中から出てきた話です。

えっと…続きは…ごにょごにょ…
何といってもボツ部屋ですからねぇ…(^^;)

お付き合い、ありがとうございました。<(_ _)>

2017/04/28 (Fri) 09:59 | REPLY |   

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