駄文置き場のブログ 2nd season

□ 思いつき企画 □

オフ会レポ『そうだ、函館・札幌に行こう!』第3話


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第3話




夕方からは函館山に登る。帰りそのまま食事に行くことを考慮し、車はホテルに置いてタクシーで山頂へ。
夕暮れの景色を見ようと、展望台は山のような人だかり。
そこはまぁ…『花沢』の名前を利用させて貰った。
つくしが嫌うから普段はあまり特別扱いを受けることをしないのだが、あの人混みだけは勘弁だ。

「凄い! 綺麗!!」
目を輝かせてつくしが喜ぶ。

-うん、やっぱり北海道に来て良かった。
その考えを、翌日撤回させる羽目になると、この時の類は知るよしも無かった。



-翌朝-

意気揚々として函館タワーに足を踏み入れるつくしと、寝不足でやや不機嫌な類。
目の前に現れたブロンズ像に、つくしが感嘆の声を上げて駆け寄る。

「うわーっ! トシさん! トシさん!! トシさんだよっ!!!」
「………………」

-否、それは土方歳三じゃなくって、土方歳三のブロンズ像だから。

そう言いたいのを堪える。
つくしは函館山の景色以上に目を輝かせ、ブロンズ像を写真に収めていく。

「うわーっ! やっぱり格好良いね」
「………………」

-そう?
…まぁ、男の眼から見てもいい男だとは思うけど…。
所詮はそういうの…。何て言ったっけ?
ああ、干物(※)って言うんでしょ?

「ああっ!見てよ類! ここっ! ここ来てっ!!」

つくしがあるポイントで立ち止まると、類を手招きする。

「……なに……?」
「ここっ! ほら、ここに立つと、トシさんに見つめられている気になるでしょ?
うーん♪ 幸せ……」
「………………」

-別に…ブロンズ像に見つめられても、嬉しくも何ともないし。
それよりつくしに見つめられる方がずっといいのに……。

「良かった~。この時間に来て!
朝一番なら、絶対に誰もいないと思ったんだっ!」
「………………」

-だから朝、あんなに早く起こしたのか……。
そのせいで昨夜は1回だけだったし……。

もんもんもんもん……。
類の不満は募る。
が、つくしは写真撮影に夢中で気付かない。

ひとしきり写真を撮り満足をしたことと、他の観光客も来たことで、つくしは類の手を取り、五稜郭タワーに昇る。
エレベーター内は上昇するとき、様々な偉人の顔が浮かび上がるのだが、つくしは「トシさんがいない~」と嘆き、類は内心安堵する。

だが、安心するのはまだ早かった。

エレベーターの扉が開き、目に飛び込んで来るのは緑色の五芒星。

「うわーっ! 凄いね! ホントに星の形なんだね」
「ん…そうだね…」

五稜郭のことは勿論類も歴史的に習っていたが、よく考えたら実物を見るのは初めて。
それをつくしと一緒に見ることができたのは、やはり嬉しい。
そっと、その肩を抱き寄せようとしたとき…

「あっ!! トシさんだぁ~!!!」

ぴゅーーーーん!!

文字通り、駆け寄る音が聞こえるのでは? と、思うほどの速度で、土方歳三のブロンズ像に駆け寄る。

「トシさ~ん♪ 座っている姿も美しいわぁ~♡」

周囲に誰も居ない(除:類)のをいいことに、ブロンズ像の膝部分に顔を擦り寄せるつくし。

-俺だってまだして貰ったことないのにっ!!

『干物』と呼ばれる歴史上人物に、本気で嫉妬する類であった。


つづく


※既に死亡している歴史上の人物のこと。
逆に生きている人物を『生物(なまもの)』と言う…らしい…





「函館山は晴れているときに行こうね」と言っていたのですが、対面した初日午後は曇り空。山にも雲が掛かっていました。
今日は駄目かねー、等とトシさんにお参りすると…おお、雲が晴れた!
翌日の天気が判らなかったので、チェックイン後に行くことに。
行きはタクシーで山頂へ。
丁度日暮れに差し掛かる頃だったのですが…人ひとヒト…。
なかなか前に行くことが出来なかったのですが、粘って頑張りました。

hakodate_yakei.jpg
函館山の夜景
スマホではこれが限界です。
下に影のように見えるのは、夜景に群がる人々。
本当に凄い混み方ですよ!

その後、ケーブルカーで下へ下りるのですが…そのケーブルカーに乗るのもひと苦労。
30分は軽く待ちました。前にケーブルカー乗ったときはこんなんじゃなかったぞ?

翌日はオーブンに合わせて8時に五稜郭タワーへ。
曰く、「この時間なら誰もいない!」
トシさんの姿を見るなり、駆け寄るaoiさま。
「ここに立つとトシさんに見つめられている気がする」と、視線の先に立ちうっとりする空さま。
いいの、恋する乙女だもんね♪

hakodate_hijikata_01.jpg
空さま曰く「トシさんに見つめられるポイント」
うーん、確かに…♡


エレベーターの中は、朝早いだけあって流石にガラガラ。
最初は五稜郭に凄い凄いと言っていた一同も、トシさんブロンズ像に再び恋する乙女熱が爆発しました。

goryoukaku.jpg
普通に観光もしましたよ~。
五稜郭が綺麗に見えました(^^)


が、五稜郭タワーの『事件簿』
実はこれだけではなかったのです…
詳細は次回にて!


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