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駄文置き場のブログ 2nd season

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オフ会レポ『そうだ、函館・札幌に行こう!』第4話

Category - 思いつき企画

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第4話



ブロンズ像にスリスリし、『一生離れない』的な勢いのあったつくしだが、他の観光客が増えたことにより泣く泣くその場を離れ、類はほっと息をつく。
だが…。

「へぇ…。こんなジオラマがあるんだね…。
あっ、ほらこれ見て。四コマ漫画になってるよー」

と、つくしが別の目的物を見付ける。
二階建てになった展望台の上階に飾られているそれは、北海道開拓史をジオラマにしたもの。
ガラスケースの中に入っており、そのガラスには、ジオラマの内容にちなんだ四コマ漫画が描かれていた。
最初は北海道の成り立ちについて。
日本幕府や蝦夷の民が、ジオラマでリアルに再現されているのを、つくしは「へぇ…そうなんだ…」と、感心しながら眺めている。

嫌な、予感。
それは即座に的中する。

「あああーーっ! トシさんっ!!
こっちにもっ!!! こっちにもいるっ!!!!」

つくしが指差し声を上げた先には、土方歳三のジオラマが…。
先程のブロンズ像と同じく、ガラスに突進する勢いで駆け寄る。

「あっこれ、二股口の戦いだっ。
こっちは…ああっ、『嘆きの松!』
それに…あああっ!! 」

つくしが叫んだ先には、昨日訪れた一本木関門を馬で通り抜ける土方歳三の姿(ジオラマ)が…。

「ああっ…。やっぱり格好良い…!
トシさん…。
あっ、写真、写真!」

慌ててカメラを取り出すものの、ガラスに自らの姿が反射し、上手く中のジオラマを撮ることが出来ない。

「あーん…ガラスが邪魔…。あん、駄目っ。撮れないよー」
類にしてみれば他人には聞かせたくない声を上げて、つくし写真を撮り始める。

-そんなに写真撮りたいなら、後で言って、このガラスケース外して貰うから…。
そう言おうとつくしの背後に近付いたとき…。

「類っ! そこっ!!」
くるりとつくしが振り返る。

「………なに………?」
「類、お願いっ! そこにそのまま立ってて!
類が日陰になって、ガラスが反射しないのっ!」
「……え……?」

呆然とする類に、つくしの、「お願い…」という黒目攻撃が炸裂する。
こうなると類に出来るのは、ただその場に立ち尽くすことだけ。
一方のつくしは「ありがとう♪」と、満身の笑みで、ジオラマ撮影を再開する。

「うーん…まだ光が入るなぁ…。
類、お願い。もうちょっと…。あっ、ジャケットはだけてくれないかな…?」
「…???」
「もう少し影の幅が欲しいの…。お願い…」

-つくしが寒いって言うんなら、上着脱いで貸すことくらい全然構わないのに……。
なんで別の男のために……。

正確には『別の男』ではなく『別の男のジオラマ』なのだが、類の中では既に土方歳三は『干物』ではなく『生物』扱い。
だが、つくしの『お願い』には滅法弱い類。
実は類の『お願い』にも弱いつくしなのだからこの二人、似た者カップルなのだ。

類が仕方なしに上着に片手をかけ、つくしの背後を守るように着ていたジャケットを開く。
後ろから見れば、類のジャケットの中につくしがすっぽり隠れる、世の女性達が憧れる菅田に写る。
だが、当のつくしは類に背中を向け、ジオラマ撮影に夢中なのだ。

そんな2人の姿を、何だろう…?
と、離れたところで眺める観光客が居たことに、当人達が気付かなかったのは幸いと言うべきか否か……?


類の尽力もあり、満足の行く写真が撮れたつくしは、満身の笑みを類に向ける。
やっと苦労が報われた…。
と、思ったのも束の間、タワー展望台下階と、展望台下の売店に売られていた『ヒジカタ君』に狂喜乱舞するつくし。
挙げ句、売店に置かれたブロンズ像レプリカを眺め
「欲しい……。でも40万円は高すぎる……」
と、呟く始末。


-つくしの欲しいものなら何でも買ってあげたいけど…
それは、ソイツだけは絶対に駄目っ!!!


ブロンズ像レプリカに、本気で嫉妬する類であった。


つづく






以前何かで書いた気がするのですが、函館五稜郭タワー展望台には、北海道の歴史に関するジオラマが展示されています。
個人的には、ガラスに描かれた四コマ漫画がツボですが…。
勿論、お二人も大興奮。
写真を撮るのですが、ガラスが反射し、上手く撮ることが出来ません。

hijikata_doll01.jpg
こんな風にガラスに自分の姿が映ってしまいます


スマホ撮影の空さま、星香は、なんとかガラスケースにスマホをぴったり当てて撮ることが出来ました。

hijikata_doll02.jpg
凛々しいトシさん(^^)


ですが一眼レフのaoiさまは「光が…」と、大苦戦。

そんなaoiさまの秘密兵器(?)

徐に風呂敷を取り出すと、今回の旅行に同行しているaoiさまJr.くんに、「これ持って影になって!」とお願い。
Jr.くん、「何で俺がぁ…」と文句を言いながらも、aoiさまの言うとおり影を作る。
何とも楽しい、仲良し親子の姿でした。

展望台下の階と、タワー1階には売店があり、北海道土産のほか、ヒジカタ君グッズも多数ありました。
一同は勿論、大盛り上がり。
特にヒジカタ君巾着は、売り場に3つしか無かったため、私達3人がお買い上げでソールドアウト。
個人的なツボは、マスキングテープ。可愛いけど使えないなぁ…
なお、ヒジカタ君についての詳しい内容は こちら をご参考下さい。
(市村くんの説明が『ただのバイト』には笑えますよ~)


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